築140年の土蔵を改修した「KURA(観光案内所+ショップ)」とリビングルームのような場である「LIVING(食堂+旅館)」がまちのランドマークとなる

株式会社しおまち企画 SOIL SETODA

No.2181

2025年03月24日更新

しまなみ海道沿いの生口島にある尾道市瀬戸田町にて地域活性化プロジェクトの一環として建てられた食堂や旅館などの複合施設である。耕三寺と瀬戸田港を繋ぐ参道として栄えた「しおまち商店街」の港側玄関口で、かつての島の繫栄のシンボルであった築140年の土蔵をリノベーションした「KURA」と新しくまちのシンボルとなる「LIVING」の2棟が建てられている。設計は稲冨堀内建築事務所が行い、2021(令和3)年に開業している。KURAは、耐震補強を施し、土蔵のファサードや内部の高い空間を活かした観光案内所兼ショップである。LIVINGは、1階にまちの人や来訪者が利用する食堂を配し、2階に瀬戸田水道が目の前に広がる宿が設けられている。海側からテラスに向かって段状の空間にして海に開き、外からは内部が良く見えることで気軽に立ち寄れるリビングルームのような場所を創り出している。2棟の建物で人がつくる景色が新たなランドマークとなり、地域の活性化を目指す。

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