河川と街の関わりが薄れていた北浜で民間が主導で川床を設置して水辺の賑わいを復活させる
北浜水辺協議会 北浜テラス
No.1299
2025年03月03日更新
大阪府の一級河川旧淀川・土佐堀川に面する北浜で河川沿いに川床(かわゆか)を設置して水辺の賑わいを創出する取組である。北浜地域のテナント、建物オーナー、地域住民、NPOが集まって河川の活用を検討し、2009(平成21)年に日本で初めて任意の地域団体で占用許可を受け、川床の常設化をスタートしている。2011(平成23)年に河川敷地占用許可準則の改正によって規制が緩和され、北浜の土佐堀川沿いに都市・地域再生等利用区域を指定し、地域団体の北浜水辺協議会が大阪府より河川占用許可を受けて一括して運営管理を行い、現在では15の川床に増加している。また、更なる河川との繋がりを求め、かつて江戸時代にあった小舟で乗り寄せて店へ上がる船寄場を復活させている。市街地の変化によって河川との関わりが薄れていた街で、民間が積極的に行動を起こし、行政が応えることで、川床や船寄場などの水辺の賑わいを実現・推進している。
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