車両が通れないほど小さな家々が密集する歴史的市街地を保全し、歩いて暮らせるまちを維持し続ける

Stadt gemeinde Bremen Schnoor-Viertel ブレーメン市 シュノーア地区

No.1319

2025年03月31日更新

ブレーメン市の旧市街を通るヴェーザー川沿いに位置する密集市街地(Gängeviertel)である。シュノーア地区についての記述が出現するのは13世紀にさかのぼり、15世紀にはヴェーザー川の漁師や船頭たちが暮らす小さな家々が密集する地区であった。地区の名称は、紐を意味する「スヌール(Snoor)」に由来し、小さな家々が紐につながれた真珠のように密集して並んでいることから「シュノーア(Schnoor)」と名付けられた。その後の戦禍で被害を受けることなく現代まで残され、ブレーメン最古の地区として保全されている。住宅が密集しているが故に、家の間を通る路地は幅が狭く、車両の進入を禁止する地区を設定して、歩いて暮らせるまちが維持されている。現在では、漁師に代わって店舗やギャラリーなどが入居し、歴史的な路地を歩いて回れる地区として人気の観光地になっている。

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