Hortamuseum　オルタ美術館

ヴィクトール・オルタの自邸兼アトリエをアールヌーボーの美術館として後世に残す

Hortamuseum　オルタ美術館

No.2117

2024年04月30日更新

所在地	海外
事例の種類	4.教育・文化美術館歴史的建築物美術館・博物館

所在地

海外

事例の種類

4.教育・文化: 美術館

建築家ヴィクトール・オルタの生涯と作品を展示する美術館である。1898年から1901年にかけて、オルタ自身が設計・デザインを行い、自邸兼アトリエとして建設した。建物はアールヌーボーの典型的な空間を体現しており、植物のデザインを中心とした鉄やガラスの装飾、中央の二重ガラス屋根をもつ光庭に設けられた階段室などが現在も保存されている。アールヌーボの代表作である建物を後世に残していくために修復が行われ、美術館として一般に公開されている。また、この自邸を含め、オルタが手掛けた4棟のタウンハウスが「19世紀末の建築として注目すべき革命的様式である初期アール・ヌーヴォーの特徴が見事に表現されている」として、2000年に世界遺産登録が行われた。