日本最古のダム式ため池である狭山池における治水灌漑の歴史と土木遺産の保存・展示を親水空間の中で伝える博物館
大阪府立狭山池博物館
No.1960
2023年11月06日更新
616年(飛鳥時代)につくられた日本最古のダム式ため池である狭山池における歴史、土木技術を紹介することを目的に、2001(平成13)年に建築家安藤忠雄の設計で建設された博物館である。狭山池は下流の田畑における農業用水や、大雨の時に西除川下流の洪水を防ぐ役割を担うため池であり、奈良時代、鎌倉時代、江戸時代に主な改修工事が行われ、それぞれの時代で様々な土木技術が用いられている。そのような1400年の歴史や土木技術の調査、展示を行うため、館内には狭山池の堤体や池の水を田畑へ送るために埋設された木樋などを移築しており、土木遺産の実物を中心に展示を行う。これらの展示物はコンクリート打ち放しでつくられた滝や水庭空間を通りながら見学することができ、水を間近に感じつつ治水灌漑の技術を実感できるように構成されている。
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