フランクフルト旧市街地の広場と河川を跨いだ歴史地区を繋ぎ、フランクフルトのシンボルとなる鉄骨構造の歩行者専用橋

Stadt Frankfurt am Main Eiserner Steg フランクフルト・アム・マイン市 鉄の橋

No.1953

2025年03月20日更新

所在地 海外
事例の種類
4.教育・文化
歴史的建築物

ドイツ・フランクフルトのマイン川に架かる鉄骨構造の歩行者専用橋である。フランクフルト旧市街地の中心にあるレーマー広場からマイン川を越えて歴史的な建築物が集積するザクセンハウゼン地区を結び、フランクフルトのシンボルとして市民に親しまれている。この橋は、1868年に最初の錬鉄製の橋が建設され、建設当初は通行料を徴収していたがあまりに多くの人が利用するため、市に移譲され無料の公共橋に変わる。1912年には石炭輸送船が立ち往生したことをきっかけに橋のかさ上げが行われる。しかし、第二次大戦時にドイツ国防軍によって破壊された。その後1946年に再建され、1969年に河川の運航のため再びかさ上げが行われ、1993年の改修によってバリアフリー化が実施される。橋の中央には2001年に開催されたMuseumsufer fest(博物館河岸祭り)の際に招待国だったギリシャにちなみ、ホメロスの『Odyssey(I, 183)』の一節が刻まれた看板が掲げられている。

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