モータリゼーションの時代につくられた,フランクフルト初の歩行者専用空間
歩行者専用空間フレスガス Freßgass
No.2007
2023年10月07日更新
グロッセ・ボッケンハイマー通りGrosse Bockenheimer Strasseと,そこに続くカルベッヒャー通りKalbächer Gasseは,フランクフルトの目抜き通りであるツァイルZeilショッピングモールの端部に位置するオペラ広場OpernplatzとラテナウプラッツRathenauplatzを結ぶ通りで,フレスガスFreßgass の愛称で呼ばれている。この通りには,第一次世界大戦後に食料品店やデリカテッセンが立ち並ぶ,賑やかな商店街となった。モータリゼーションが世界を席巻した1970年代にあって,いち早く今でいう"ウォーカブル"なまちづくりが目指され,1975〜76年にかけて,中心市街地への自動車乗り入れの規制が行われることで市内初の歩行者専用空間となった(商店への荷物運びや郵便などの車以外は基本的に入れない)。元車道と歩道の高さが揃えられてフラットとなり,両者を連続させるペイブメントが一体的に敷かれている。今日では道路をオープンに使いこなすバーやカフェ,レストランが今日では小さなグルメ・ショップやカフェが立ち並び,人々はプラタナスの木の下でランチやハッピーアワーを楽しみながらリラックスして過ごす特別な雰囲気を醸し出している。
ハッシュタグが似ている
事例があります
-
No.2122
東京都 図書館?美術館?博物館?編集されたまぜこぜの本を介して新しいなにかに出会う 角川武蔵野ミュージアム@ところざわサクラタウン
-
No.2209
その他 地方とつながり、未来を紡ぐ移住の第一歩として ニッポン移住・交流ナビ
-
No.2210
海外 修道院や周辺の森林の維持管理と古農家を再生した分散型ホテルでアルプスの文化を未来に Val Müstairヴァル・ミュシュタイアー(スイス,グラウビュンデン州)
-
No.2168
栃木県 障害者就労支援で製作する益子のアーティストとコラボレーションしたご当地デザイングッズの企画・開発・展示・販売を行う拠点 益子まちづくり株式会社 城内坂 益子まちづくりBASE
注意・お願い
!本ページ内の情報は,現状とは異なる可能性があります。
!レポート記事や本ページ掲載内容について,事例への直接のお問い合わせはご遠慮ください。
医療福祉系の事例を多く掲載しています。各事例先から,当サイトページのみでの掲載許可を得ています。そのため,このサイトの情報・写真などのコンテンツを無断で複写・複製・転載することを固く禁じます。
詳細はこのサイトについてをご覧ください。
最近の投稿
-
東京都 図書館?美術館?博物館?編集されたまぜこぜの本を介して新しいなにかに出会う 角川武蔵野ミュージアム@ところざわサクラタウンNo.2122
- #アート・文化
- #オープンな庭
- #デザイナーズ
- #地形を活かす
- #情報発信
- #木造・木質
- #脱・〇〇らしさ
- #自由度の高い空間
-
その他 地方とつながり、未来を紡ぐ移住の第一歩として ニッポン移住・交流ナビNo.2209
- #交流人口・関係人口
- #地方創生
- #多拠点居住
- #持続可能な地域
- #移住推進
-
海外 工業遺産をアートと文化のハブに再生した,持続可能なまちづくりのモデルケース チューリッヒ・ヴェストの再開発No.2211
- #アート・文化
- #ストック活用
- #デザイナーズ
- #まちなか活性化
- #ランドマーク
- #リノベーション
- #官民連携
- #産業の活性化
-
海外 修道院や周辺の森林の維持管理と古農家を再生した分散型ホテルでアルプスの文化を未来に Val Müstairヴァル・ミュシュタイアー(スイス,グラウビュンデン州)No.2210
- #アート・文化
- #コミュニティビジネス
- #みんなでつくる
- #持続可能な地域
- #観光