急傾斜の狭小敷地に建てられた昭和初期の擬洋風建築が一棟貸切りで宿泊できる登録文化財として再生

NPO法人尾道空き家再生プロジェクト 尾道ガウディハウス(旧和泉家別邸)

No.1920

2024年02月20日更新

2007(平成19)年に尾道の斜面地における「尾道空き家再生プロジェクト」が始まり、1933(昭和8)年に建てられた和泉家別邸の修復工事が行われ、活動のシンボル「尾道ガウディハウス」として再生される。この建物は、急傾斜地の崖上にあるわずか10坪の敷地に建ち、昭和初期に流行した和洋折衷の擬洋風建築に見られる必要以上の装飾や日本建築にしては珍しい曲線からガウディハウスと呼ばれていた。1980年代以降は空き家状態であったが、2007(平成19)年の再生プロジェクト開始と共に修復工事が始まり、工事のプロセスを公開しつつ修復が進められ、2013(平成25)年に登録文化財として認定される。2020(令和2)年に工事が完了し、貸しスペースや一棟貸切りで宿泊できる登録文化財として活用されている。

注意・お願い

!本ページ内の情報は,現状とは異なる可能性があります。

!レポート記事や本ページ掲載内容について,事例への直接のお問い合わせはご遠慮ください。

医療福祉系の事例を多く掲載しています。各事例先から,当サイトページのみでの掲載許可を得ています。そのため,このサイトの情報・写真などのコンテンツを無断で複写・複製・転載することを固く禁じます。

詳細はこのサイトについてをご覧ください。