寺社の多い町並みの中で打放しコンクリートの新館と寄棟造、本瓦葺屋根の本館との新旧が引き立てあう美術館
尾道市立美術館
No.1919
2024年02月20日更新
1980(昭和55)年に尾道市市制80周年の記念事業として寄棟造、本瓦葺き屋根の尾道市美術館本館が開館する。その後、2003(平成15)年には、本館に隣接する形で建築家安藤忠雄が設計した新館が開館する。時代や国境を超えて質の高い芸術を提供し、日本と世界の伝統を担う芸術と文化の橋渡しを尾道で行うことを目標とする美術館である。美術館の本館及び新館は、千光寺公園の一角に立地しており、豊かな瀬戸内の自然環境や寺社の多い町並み、尾道水道が一望できる場所に建てられている。新館は庇をもったガラススクリーンの外壁や打放しコンクリートでつくられた展示室で構成され、尾道の風景に溶け込む既存の本館と対比させており、新しいものと古いものが引き立てあい、豊かな瀬戸内の自然と街並みに溶け込むことを意図している。
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